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私と韓国語、金魚のフン???

■2016/07/19 私と韓国語、金魚のフン???
 この間、仲良しの韓国人の友達と一緒に歩いている時のことです。
この友達とはよく会ってお話したり、遊びに行ったりと一緒にいる機会が多く、その日も私はその友達の少し後ろをくっついて歩いていました。このように、ある人にずっとついていっている様子を日本語で「まるで金魚のフンみたいに歩いていく」って言うんだよと話したら、『金魚のフン???面白い!』と大爆笑。

金魚のフンって、切れずに長くつながっているから、このように金魚のフンを使って表現するんだよ、と説明したのですが、韓国語では、どうも金魚のフンを使って表現しないようです。でも、韓国語にも、きっと同じような表現がきっとあるはずだと思って調べたところ、ありました!

『바늘 가는 데 실 간다』(針の行くところ、糸も行く)
針に通した糸って、針が動くと、その動きに合わせて糸も一緒についてきますよね。韓国語の方が、「あ!なるほど!」という感じがするかもしれません。

日本語の「金魚のフン」は、偉い人に付いて行って離れない等という、少し悪いイメージで使われることもありますが、韓国語の『바늘 가는 데 실 간다』は、お互いに密接な関係があり、離れずにいつも一緒にいる、つまり、とても仲良しという良い意味で使われるようですので、ちょっとニュアンスが違うのかもしれません。
 
金魚が出てきたので、もう一つお魚にまつわる表現を!
日本語では、少ない労力で大きな利益を得ることを『海老で鯛を釣る』と言いますが、韓国語では、『새우로 잉어를 낚는다』(海老で鯉を釣る)と言うそうです。少ない労力を表す『海老』は一緒ですが、大きな利益を表す魚は、『鯛』と『鯉』と違うんですね。高級魚と言えば、日本人にとっては『鯛』、韓国人にとっては『鯉』なのかもしれません。
 
同じような様子を表現する場合でも、韓国と日本で、違うものを使って表現していて、本当に面白いなと思いました。
 



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