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*韓国の作品が本屋大賞「翻訳小説部門」2位に!

■2025/04/14 *韓国の作品が本屋大賞「翻訳小説部門」2位に!
4月9日、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2025年本屋大賞」が発表されました。毎年、選ばれた作品や作者が話題となりますよね。

この「本屋大賞」には、本屋大賞のほか、翻訳小説部門、発掘部門があります。
今回、翻訳小説部門の第2位に『別れを告げない エクス・リブリス』(ハン・ガン著、斎藤真理子訳 講談社)が選ばれました。

『別れを告げない エクス・リブリス』の原題は『
작별하지 않는다』です。
2024年、ノーベル文学賞を受賞されたハン・ガンさんの新しい作品で、済州島四・三事件(1948年)の痛みを小説家である主人公の私とその友人インソンを通じて描かれています。

テーマとなった「済州島四・三事件」では、3万人を超える島民が犠牲となりました。そのため、小説のストーリーも重めで
それが、本屋大賞に選ばれるなんてと驚きました。


皆さまはハン・ガンさんの作品を手に取られたことはありますか。
今回の作品もハン・ガンさんらしく、生きることと生きていること。平和とは何かを考えずにはいられない作品です。これが日本語で読めるのはうれしい!

ちなみに、韓国の翻訳作品は2020年の『ア-モンド』(ソン・ウォンピョン著、矢島暁子訳 祥伝社)以来、ほぼ毎年、入賞しています。

『アーモンド』同様、翻訳小説部門1位を受賞した2024年の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム著、牧野美加訳 集英社)、2022年の『三十の反撃』(ソン・ウォンピョン著、矢島暁子訳 祥伝社)ほか、複数の作品が2位、3位と選ばれています。3位までに複数の韓国作品が入った年もあるんです。これからも韓国の作品は注目ですね。

なお、今回の本屋大賞では、1位『カフネ』阿部暁子著 講談社、2位『アルプス席の母』早見和真著 小学館、3位『小説』野崎まど著 講談社」が選ばれています。こちらも気になる作品ばかり。

今はどの本屋さんも「本屋大賞」のディスプレイが賑やかでいい感じです。
通信販売も便利だけれど。表紙のデザイン、紙の手触りや重みを感じながら好きな作品と出会えるっていいんですよねぇ。

春のお散歩は、本屋さんに!
私も今から行ってきま~す






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