明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さんはどのように年末年始を過ごされましたでしょうか。私は家で、テレビを見て、食べて飲んで、そして寝るという繰り返しの生活を送り、あっという間にお正月のお休みが終わってしまいました。
久しぶりにずっとテレビを見ていたのですが、日本語には数にまつわる表現がいろいろあることに気づきました。
一か八か、一目置く、二の足を踏む、石の上にも三年、桃栗三年柿八年、一を聞いて十を知る、人の噂も七十五日、雀百までおどり忘れず、鶴は千年亀は万年、などなど本当にたくさんあります。
韓国語でも同じように数を使って表現するのかな、もし、数を使って表現する場合、日本語と同じ数字を使うのかなと気になりました。日本語の表現の由来も分かる範囲で調べてみたので、これから数回にわたって『数のまつわる表現』を書きたいと思います。
今回は…『(AかBのどちらかの回答を選ぶクイズで)どちらか全然分からない…もういいや、一か八かで、Aにします!』
この『一か八か』という表現ですが、運を天にまかせて思いっきりやってみるという意味で、『一か八かの大勝負に出る』などと使うことも多いと思います。そもそもなぜ『一』と『八』なんでしょう?
いろいろな説があるそうなのですが、江戸時代の丁半博打に由来するという説が有力なんだそうです。よく時代劇で『半(奇数)』か『丁(偶数)』か!って博打をしている場面を見ますよね?あの博打です。丁と半の漢字の上半分を見ると、丁は一、半は八になります。これが『丁か半か!』が『一か八か!』というようになったということです。
韓国語ではどのように表現するのでしょう?直訳して『하나(일)아니면 여덟(팔)』っていうのかな?と思いながら調べてみたところ『모 아니면 도』という表現を発見!でも、『모』や『도』って一体何?と思いますよね。ユンノリ(윷놀이)という韓国の双六のようなゲームが由来のようで、『모』が出ると一番多く進め、『도』が出ると1マスしか進めないという『모』と『도』なんだそうです。
日本語も韓国語も、面白い表現だなあと思いました。
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