学院ブログ

私と韓国語、雷

■2015/07/07 私と韓国語、雷
 7月です!今回は、一般的に7月から8月に多いと言われている雷にまつわる日本語と韓国語の表現を見てみたいと思います。
 
 日本語では、雷や稲妻という表現を使いますね。『雷が鳴る/落ちる』『稲妻が光る/走る』という感じです。こうして書いてみると、『稲妻が鳴る/落ちる』、『雷が光る/走る』ってあまり聞かないことに気付きます。雷と稲妻はどう違うのかなと思い、調べてみました。

雷:雲と雲との間、雲と地表との間に生ずる放電
  現象。また、これに伴う音。

稲妻:空中電気の放電する時にひらめく火花。

雷は『音』、稲妻は『光』を表しているようです。

 また、雷は『がみがみ言う』(勉強しないと先生の雷が落ちる)、稲妻は『動作が敏速』(稲妻シュート)という意味もありますね。

 韓国語では、『벼락』『천둥』『번개』と3つ表現があります。日本語より1つ多いんです。

벼락:雷。落雷。벼락이 떨어지다.(雷が落ちる/
   大目玉を食らう)
천둥:雷。천둥이 치다.(雷が鳴る)
번개:稲妻。번개가 치다.(稲妻が走る)

日本語で言うところの雷が『벼락』『천둥』、稲妻が『번개』のようです。천둥も번개も動詞は치다ですね。벼락と천둥の違いは私もよく分からないのですが、천둥の方が音に注目していて、벼락は『がみがみ言う(大目玉を食らう)』というような意味も含む広い意味での雷という感じがします。面白いのは、벼락に『素早く』というか『にわか』という意味を含んでいるという点です。例えば、벼락치기/공부(一夜漬け)や 벼락부자(成金)があります。日本語では、どちらかというと稲妻に含まれているようなニュアンスが、韓国語では벼락に含まれているんですね。


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