今回は薄暗い写真でスミマセン!夜のウラ江南からお伝えします。
ソウルで安くお酒を野みたいと思ってもなかなか情報がない・・・そんな方は「ホプ」という単語を憶えておきましょう。ハングルのスペルは写真を参照。
「ホプ」はドイツ語の「ホーフ」から来た韓国語です。かつて冷戦時代、旧西ドイツの再建を助けるために、当時の西側諸国(韓国、日本を含む)から大量の建設労働者がダムや巨大プラントの建設現場に参加しましたが、韓国から参加した労働者たちが祖国に持ち帰ったドイツ式ビヤホール(ホーフ)のスタイルが韓国式に変化して、独特の洋式居酒屋「ホプ」になりました。まさに戦後の世界を象徴するような時代の産物です。
しかし、中身はいたって気楽なもんです。ホプに入ると、注文するのは飲み物(ビールか焼酎です)とメインの一皿だけ。あとは何も言わなくても山のようなアンジュ(おつまみ)が出てきます。写真左下はポップコーンと大根の甘酢漬け(これは必ず出てきます)。右上は巨大な卵焼き。このほか、何種類ものキムチ、豆類、ドレッシングがたっぷりかかった小さなサラダ、ソーセイジ風の焼きもの、いつのまにかフルーツが出てきたり、なぜか甘いおせんべいやポン菓子(お茶受けによさそうなヤツ。どうみてもビール向きではない)が出てきたり・・・・メインが出てくるころにはもうおなかいっぱいです(笑)
ホプのメインはなぜか「鶏」と決まっています。フライドチキン、ローストチキン、ヤンニョム味の手羽先・・・一人前でもどっさり。下町のホプでは大抵、店頭でチキン洋のグリルがグルグル回っています。そうでなければお店のおじさんが鳥をジャアジャア揚げています。
韓流ポップカルチャーの発信地である江南エリアでは、表通りには若者が気軽に入れるピカピカのホプ、裏通りには昔ながらの居酒屋風のホプがあります。でも、メニューや料金システムは大きく変わりません。ひたすらビールを注文するのがホプの流儀です。韓国語会話に自信がない方でも、写真付きメニューを指差せば通じます。初心者も中・上級者も韓国語は胃袋学区集が効果的。実地体験を通じての学習が一番。第一線の韓国語通訳やガイド、通訳士に食通が多いのもうなづけます。ハングル検定にグルメ問題がないのが残念です(DK)
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