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たまらなく冷麺が恋しくなる “冷麺ラプソディー”

■2022/05/04 たまらなく冷麺が恋しくなる “冷麺ラプソディー”
 気になる作品の多いNetflix (ネットフリックス)。
韓流ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン」、「シグナル」、「ロースクール」以来、集中してみることは少なかったが、ひさしぶりに心を奪われた作品がこちら。
 
冷麺賛歌 ~韓国のおいしいを探訪~ 原題:냉면 랩소디
 
料理家のペク・ジョンウォンさんがナビゲートする「文化ドキュメンタリー」。
冷麺の歴史を紐解きながら、その料理法や豊かなバリエーションを紹介。韓国を代表するお店や地方の歴史、人物にもスポットを当てた。
日本では、シーズン1のエピソード2まで見ることができる。(完結か)
 
エピソード1で取り上げたのは、平壌冷麺。
平壌冷麺のスープは、あっさりしていながら奥深い味わいがあるのが特徴だ。
作品は、山寺の僧侶が冷麺を注文するところからはじまる。
到着したのは店主だろうか。大ぶりの製麺機を手際よく用意。丁寧にひかれたそば粉をこねて筒状にしたら、製麺機でぎゅっと湯の中に押し出し冷水でしめる。
 
山寺では、ここからがセルフだ。
僧侶はそれぞれ真鍮のうつわを持ち、中央に麺を盛り、曼荼羅を描くように具をのせる。具材は、どれも調理にひと手間をかけた野菜のナムル。そこに極上のスープを注いで完成させる。おひとりで何杯も召し上がるそうだ。
 
見ているだけで、喉元が鳴った。う~ん、おいしそう!
 
次は、歴史ある店の紹介だ。
どの店も打ち立て、ゆでたての麺と特徴ある具材が用意されている。器に麺を盛り、具をのせ、最後は透き通るような美しいスープを注ぐ。これら一連の様子は、まるでエンターテイメントだ。いつまでも、そして何回でも見ていられる。
 
作品の魅力は、おいしい冷麺の紹介だけに留まらない。
冷麺店に関わる人物をたどりながら、韓半島の歴史を紐解いていく。グルメ作品というよりも歴史ドキュメンタリーに近いのではないか。韓国文化を学ぶのにも最適だ。セリフではない、人々の自然な会話もいい。
 
そして、韓国のドキュメンタリーすべてにいえるのだが、色、構図など映し出されるものすべてが美しい。それに合わせる音楽も悠久の大地と風を感じさせてくれる。やはり、半島は広いのだ。島国では「こうは表現できないよ」といつも思う。今回も画面を見つめていたら、半島のやさしい風が吹いてきた。その時間が心地よい。
 
エピソード2は、伝統から生まれた新たなトレンドを追う。
さらに冷麺文化のない済州島で、新しく冷麺をプロデュースする。冷麺の新たな歴史が作りだされる瞬間だ。
 
元々、作るのに手間と力のいる冷麺は、祭祀か農閑期の食べ物だったそうだ。製麺機の発達により作るのが容易になった現代、それぞれの日常に冷麺があっていいと私も思う。あぁ、韓国で食べた冷麺がたまらなく恋しい。
 
そうだ!
今度の韓国旅は、“冷麺ラプソディー”をテーマにしよう!
韓国にいる間は、冷麺しか食べないって決めてもいい。
冷麺は、ゼロカロリー(아마)だからダイエットにもなるしね。
 
早く自由に旅行ができるようになるといいな。皆さまご一緒にいかがですか。
でもその前に 「新大久保のコリアンタウン」 でも探訪してこようかな。
 
勉強も旅も予習が重要!
日常も取り戻しつつあるし、そろそろいいかな…
아아… 가을 여행 한 번 가보고 싶어요~



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