身体の部分をあらわすことばには、意味がわかりにくいものがあります。
「二の腕」もその一つです。薄着の季節には、気になる部分ですよね。
しかし、「一の腕」は聞いたことがないのに、どうして上腕を二の腕というのでしょうか。
もともとは、肩からひじまでを「かいな」、ひじから手までを「ただむき」と呼んでいたそう。「かいな」は、肩から手首までの部分をいうこともあり、今でも相撲では「かいなを返す」などと使います。これは、上手投げや小手投げを防ぐため、相手の脇の下に差し入れたひじを大きく横に上げる動作のことです。
17世紀の辞書には、肩からひじまでを「一の腕」、ひじから手までを「二の腕」と書いたものがあるそう。今と違いますよね。その一方で、二の腕を私たちと同じ意味で使った文章も残されているといいます。「かいな」から一の腕、二の腕への変化もはっきりしていないそうです。
では、韓国語ではなんというのでしょうか。
韓国語で「二の腕」は、위팔、상완(上腕)、상박(上膊)、팔죽지といいます。
「팔」は、腕。위팔は、「上腕」という表現で、反対語は「아래팔」です。
팔죽지の죽지は、「肩と腕のつけ根」のこと。ちなみに、翼のつけ根は「날갯죽지」になります。
そうそう、これからの季節、たるんだ二の腕は鍛えたいですよね。
その時に意識するのは、「위팔두갈래근(上腕二頭筋)」です。そして、위팔두갈래근を鍛えるのにおススメなのが「腕立て伏せ」。
韓国語では、「팔굽혀펴기」などの表現があります。
上腕二頭筋に腕立て伏せ、こんな単語を見ていたら、なんだか鍛えたくなってきませんか。せっかくなので、作文トレーニングで単語力を鍛えてみましょ~う。
요즘 축축 처지는 팔뚝살이 걱정이다.
最近、たるんだ二の腕の肉が心配だ。
↓
나는 위팔과 배 그리고 등에 찐 살을 빼기 위해…
私は二の腕やお腹など、肉のついたところを落とすために…
↓
하루에 100번 팔굽혀펴기를 시작했다.
1日に100回、腕立て伏せを始めた。
いかがでしょう。こちらの文を骨に肉づけしていくのは…
あっ、肉づけでなくて色づけのほうがいいかな。
ちなみに、体育の時間や部活を思い出させる腕立て伏せ。近ごろは「푸시업(プッシュアップ)」ともいいます。プッシュアップというだけで美意識高い大人のトレーニングに感じてきますよね。韓国語作文もちょっとおしゃれになりそう。
ぜひ、こちらの単語も使ってみてください。
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