新年のお慶びを申し上げます。
2023年は、卯年。十干十二支では、40番目にあたる組み合わせの癸卯年(계묘년)です。十干にはテーマカラーがあり、癸(みずのと)は黒。韓国では「黒ウサギの年(검은 토끼의 해)」と言われています。
写真は、2023年の干支がデザインされた韓国の記念切手です。(2022年12月1日発行)
ハートのニンジンを持っているかわいいいウサギさんと母と子が向かい合っているシルエットの2種。ホノグラムがとても素敵なんです。
今年の干支であるウサギは、子をたくさん産むことから豊かさを象徴する動物だそう。知恵があり可愛らしいイメージもあるので昔話や童謡によく登場しています。
韓国でも民画や童謡、昔話などに登場し、そのほとんどが賢い動物として表現されています。
韓国の歴史書『三国史記,심국사기(初版1145年)』では、新羅の김춘추(後の武烈王)が高句麗に軍事支援を要請に行った際、「ウサギとカメの物語」によって窮地を脱する様子が描かれています。韓国ドラマには武烈王をテーマとした作品がたくさんあるので、この場面も見たことがある方も多いかもしれません。
伝統芸能であるパンソリで歌い継がれてきた『토끼전(ウサギ伝)』は、海の竜王に肝を差し出すことになったウサギが機転を利かせて生き延びるお話です。これは日本の『ウサギ(猿)の生き肝』そっくり。昔話は日本と韓国で似たものが多く、それを知るたびに両国のつながりを感じてしまいます。
聡明なイメージのウサギは、香炉や水差、硯などのお道具の図柄にも用いられてきました。国宝の「青磁透刻七宝柄香炉(청자 투각 칠보무늬 향로)」や「白磁鉄化兎模様の水差(백자 철화 토끼모양 연적)」にもその姿があります。透かし彫り香炉の足に配されたウサギは、とっても可愛らしいです。韓国で博物館に行ったときは、名品の中にあるウサギを探してみるのもよいかもしれません。早く2023年ラッキーアイテムのウサギさんに会えるといいな。
さて、十二支にはそれぞれ守護くださる仏様がいらっしゃいます。
卯年の守り本尊は文殊菩薩様。知恵をつかさどる仏様として知られています。「三人寄れば文殊の知恵」という諺もありますね。
十二支の中でも卯年は、何か新しいことを始めるのによい年、好転の年だそう。
韓国語を勉強中なら、学びに新しい方法を取り入れたり、韓国語検定試験の合格を目標としたりするのもよいかもしれません。韓国文化やドラマに興味がある方は、ぜひ韓国語レッスンを始めてみてね。
韓国語のグループレッスンは、本当におすすめです。ぜひ、文殊の知恵ならぬ“三人寄って学ぶ”楽しさの扉を開いてみてください。文殊も顔負け?の知識が得られるようになります!
もちろん、個人レッスンの充実感もいいですよ~
새해 복 많이 받으세요.
今年もたくさんの福が受けられますように!
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