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【ソウル韓国語学院】希望について

■2015/01/31 【ソウル韓国語学院】希望について
先日、平素お世話になっている先生の古稀祝いの幹事を務めることになり、宴の案内メールを送る際、些か首を傾げられる文字に目が留まった。

「こき」と打ち、漢字変換タブを覗くと、一番上段には「古稀(고희)」ではなく、「古希(고희)」が提示されたわけだ。

一瞬戸惑いが突っ走り、気持ちの揺れが後に続く。

いつ「まれ」が「のぞみ」になったっけ? かつて唐代詩人の「人生七十古来稀なり」という綴りから長寿のセレブレイトとして未だ用いられる言葉のはずが、いつしか「希み」と変貌したのは何故か、と疑問が湧いた。

実際宴会の最中、この煩わしい「禾偏」をめぐる謎を持ち運び、皆様の漫談のお摘みに足し加えたが、大概「70って、昔は稀だったが、今の時代じゃ、まだまだ希望が夢見られる年齢だからじゃないかしら」と、微笑ましくその場は収まった。が、のちに広辞苑を引いてみた。

要は、「稀」と「希」はそもそも同意語。目を細かく織った布と記し、隙間のない極めて稀な布のことを指すとのこと。

ちょっと待った! そしたら、私達の「希望」はどうなっちゃうの? ひょっとしたら、「希望」って「稀に叶えられる望み」という「望み薄」の意味になるわけ? 結局概ね、「稀(=希)なことを望む」で落着。

ふと気が付くと、今の時代、いくばくか「希望=生」について語ろうとすると、直ちに単純かつ世間知らずのナイーブな人間に見られてしまい、全うな相手には到底されないがちである。

確かに「希望」はパラドキシカルに「稀」の実現性として語るべきかもしれないし、英訳の際も、「hope」ではなく「wish」を用いたほうがいいかもしれない。

しかし、akb48のミーハー的歌声に耳を澄ましてみてはいかが?「希望」や「夢」はこころの糧、孤独な戦士の如く歩む僕という主体、そして、名もなき詩人のように熱く語ろう、希望について。
               -アルッパー

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