ハングル教室に通い始めると、韓国の新聞が読めてニュースが聞こえたら、どんなにうれしいだろうと思いはじめる。実現できるとうれしいはず! なかなか道は遠いのですけれどね。
今日は本の紹介。
韓国では、『新聞が読めてニュースが聞こえる 面白い話(신문이 보이고 뉴스가 들리는 “재미있는 이야기”)』シリーズが人気。
小学生向きの解説図鑑のような本で、全40冊。
さまざまなテーマで展開しながら、ロングセラーとなっていたものの改訂版が出た。ますます面白くなってきたと評判が高い。
たとえば、『私たちの文化遺産のお話』は、小学生が必ず覚えておきたい文化遺産が1冊にまとめられている。
世界で価値を認められた韓国のユネスコ世界遺産と教科書に出てくる文化遺産、130あまりを紹介。各文化遺産にまつわる面白い話と正確な情報で、遺産の知識はもちろん歴史知識も得ることができる。歴史が流れるようにページ構成されているのもいい。
あぁ、韓国の子どもたちってこうやって勉強しているのねって思う。
文化遺産の製作過程や構造、そのころの使い方が説明された絵を見ていると、実際に韓国を訪れ、今の姿を確かめたくなる。解説には、「たくさんのイラストと鮮やかな写真で、文化遺産の美しさを充分に感じることができ、芸術的な感性まで育てることができる」とある。なかなかすばらしい本でしょ。
シリーズのテーマは、政治、歴史、経済、文化、芸術、科学、化学、数学、医学、こころ、スポーツなどと幅広い。
「선거와 정치(選挙と政治)」「탐험(探険)」「철학(哲学)」「고사성어와 고전
(故事成語と古典)」などのタイトルは、かなり気になる。
小学生向けの本だが、内容は大人でも読み応えあり。
たとえば、「韓国史」は2冊に分かれていて、小学校から中学校の歴史教科の内容まで反映している。
古代朝鮮から三国時代、南北国時代、高麗時代を学ぶと、韓国ドラマの人物も生き生きとしてくる。歴史探偵になったり、記者になったりしながら読み進めるように出来ているので、登場人物がしっかり浮き出す。どのテーマも「面白い」って思う仕掛けがたくさんあるのがいい。
「地理」の質問コーナーでは、「どうして地図を勉強しなければならないの」「地図はどうして必要なの」など、大人になると聞けない質問もあって、ちょっとほんわか。
もちろん、「私たちの国の河川には、どんな特徴があるの」「私たちの国の平野は、どうして西の方に多いの」など、その分野をしっかり学ぶことも忘れない。
どのテーマもイラスト、写真が満載なので、韓国語を学び始めたばかりでも楽しめる。
初級者なら、好きなテーマがいいかもしれない。固有名詞ならしっかり読めそう。
韓国旅行の際には、ぜひ書店を訪れてみて。
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