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福を招いて年末を -「招き猫」を韓国語で

■2020/11/18 福を招いて年末を -「招き猫」を韓国語で
 先日、豪徳寺の招き猫に会いに行ってきました。
日本の発祥の招き猫。お客様や財宝を招くといわれ、商店に置くのが一般的です。現在では、インテリアとして居間や玄関に飾る方もあり、また海外から旅行にいらした際、お土産として買っていかれる方も多いそう。
 
招き猫は、英語にすると「lucky cat」や「beckoning cat」。
「これだと通じませんよ」「説明が必要です」などの話もありますが、訪日外国人の増加にともない、「Maneki-neko」や「lucky cat」から「招き猫」をイメージできる方が増えたそう。旅行ガイドにも必ずといっていいほど、写真が掲載されています。
 
さて、韓国語では、なんというのでしょうか。
辞書を見てみましょう。
 
*마네키네코(まねきねこ  [招き猫])
앞발로 사람을 부르는 시늉을 하고 있는 고양이 장식물.손님이 많이 들어오길 비는 뜻에서, 가게 앞에 둠.
前足で人を招くしぐさをしている猫の装飾物。お客様が多く入ることを祈る意味で、店前に置く。
 
音をそのままとった「마네키네코」というのが一番通じるのかもしれません。
説明するときは、「개운을 부르는 고양이(開運を呼ぶ猫)」や「행운의 고양이(幸運の猫)」と意味を補うのもよさそうです。
 
ちなみに、「시늉」は、「まね,ふり,しぐさ,そぶり,ゼスチャー」の意味です。
하다をつけて動詞にすると、「まねる,ふりをする」となります。
 
例文
・너무 아프다고 죽는시늉을 하다.(ひどく痛たがって死ぬふりをする。)
・아저씨는 달을 향해 풀쩍대며 따는 시늉을 한다.(おじさんは月に向かってぱっと当てて取るふりをする。)
・우는 시늉을 해서 속이다. (泣くふりをしてだます。)
・그저 시늉일 뿐이다. (ただのゼスチャーだ。)
・먹는 시늉만 했으니까 어색하죠. (食べるふりだけしたから、ぎこちないんです。)
 
マイナスぎみの例文ばかりが気になりますが…
ちなみに韓国の旅行サイトには、その発祥に諸説あることや
 
오른손을 들고 있는 고양이는 돈을 부르고, 왼손을 들고 있는 고양이는 손님을 부른다고 한다. 때로는 양손을 들고 있는 인형도 있다.
右手をあげている猫はお金を呼び、左手をあげている猫はお客さんを呼ぶという。時には両手をあげている人形もある。
 
など、丁寧な説明があります。
もしかして、日本人よりも韓国人旅行者のほうが、詳しいかもしれません。
 
ちなみに「招き猫」発祥のひとつが、東京都世田谷区にある豪徳寺です。
彦根藩主井伊家の菩提寺で、国指定史跡である井伊家墓所のほか井伊家ゆかりの文化遺産が多くあります。広大な敷地、歴史ある建物に紅葉が映えてとても美しいです。
また、豪徳寺では「招福猫児(まねきねこ)」を「招猫観音」としてお祀りしています。その横には、願いが成就した方の招福猫児がたくさん。なかなかの迫力で、こちらの風景にも美しさを感じました。お行儀よく並ぶ姿は、とてもかわいいです。
 
招き猫は、韓国でも人気で「마네키네코」のWEBショップがあるほど。
「かわいい」と幸せを願う気持ちは、世界共通だなぁとあらためて感じました。招き猫って、見ているだけで幸せになれるような気がします。
 
豪徳寺の周辺には、松陰神社、世田谷八幡宮のほか、世田谷代官屋敷と世田谷区立郷土資料館があります。江戸の歴史好きには、たまらないスポットです。今なら「鬼滅の刃」の舞台っぽく感じるかも。
 
そして、日本と韓国を自由に行き来できるようになったら、韓国の方と散歩してみるのはいかがでしょうか。もちろん、今すぐ“ラッキーキャット”の招き猫たちに会いに行くのもあり。
 
아사쿠사 등의 기념품 가게에는 흰색과 검정색, 돈을 안고 있는 것 등 다양한 디자인의 마네키네코가 판매되고 있습니다.
여러분도 하나 어떠세요?
 
豪徳寺の猫は三毛ですが、さまざまな場所にそれぞれかわいい子がいるので、ぜひお気に入りを探してみてください。たしか、渋谷の東急ハンズにも…
2020年、たくさんの福を招き入れる年末となりますように。
 
*豪徳寺
縁起によると「前身は弘徳庵といわれ521年前、文明12年(1480)11月に開山。当初は、吉良家との関係があった」そう。※縁起は窓口で声をかけるといただけます。
招き猫の由来は、「近江国彦根藩2代藩主であった井伊直孝が鷹狩の帰り、弘徳庵という小さな寺の前を通りかかるとこちらを手招く猫がいる。どうしたことかと立ち止まるとあたりに突然雷が鳴りはじめた。猫のおかげで、無事雨をしのぐことができた直孝一行。和尚の話から仏様の因果を感じ、広大な田畑を寄進し大伽藍を完成。直孝の法名にちなんで豪徳寺と号し、井伊家の菩提所とした」とあります。
 
和尚は猫をわが子のように育てていたそうなのですが、「おい猫や、こんなにかわいがっているのだから、何か孝行をしてくれないかのう。(勝手に現代語訳)」と語りかけていたのには驚きです。ちょっと親っぽい。
そして、猫の恩返し?により、立派な佇まいとなった豪徳寺。後に猫の墓を建てて冥福を祈り、「招福猫児と称えて崇め祀れば吉運立ち所に来り家内安全、営業繁昌、心願成就」と招き猫の像が作られるようになったとか。猫仏様のおかげで、すべてがトントン拍子!



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