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茨木のり子さんかハングルを学んだ意味(毎日新聞)

■2022/03/23 茨木のり子さんかハングルを学んだ意味(毎日新聞)
 以前、NHKのクローズアップ現代で、詩人・茨木のり子さんが取り上げられ、このブログでも紹介致しましたが、今度は毎日新聞の特集に登場です!
先週金曜日3月18日の記事です。
 
もちろん、茨木のり子さんの韓国語の先生、金裕鴻(キム・ユホン)先生も登場しています。
茨木さんは、本名で授業に参加されていたので、先生は当初茨木さんが授業に参加されていることを知らなかったそうです。茨木さんはとても真面目で、授業に一度も欠席することがなかったということです。見習わなくては・・・(苦笑)。
 
新聞記事にも記載されていますが、茨木さんが韓国語を勉強されていた頃は今とは違い、韓国に対する意識が否定的な時代でしたでしょうから、そのような環境下で韓国語を学んでいた茨木さんは、大変な勇気が必要だったことと思います。そして、今のようにパソコンやスマホが普及している環境ではなかったので、きっと金裕鴻先生の授業を中心に、教科書や辞書を使って勉強されていたのではないでしょうか。また、読み書きのみならず、お料理など韓国文化全般に興味関心も持って韓国語を学んでいらっしゃったということで、全て『ご自身で体験されることを大切にされていた』のだなと感じます。
 
NHKのクローズアップ現代でも放送されていましたが、茨木さんは、韓国の女性詩人ホン・ユンスクさんと「韓国と日本の政治的な関係をこえて、よき隣人として、新しい人間関係や友情を結んでいきたい」と長年にわたり交流を続けていました。記事にもあります通り、一対一という個人の付き合い、しっかりと相手と向き合って対話をすることが大切にされていたのだと思います。
 
今はネットで検索すれば、いろいろなことがすぐに分かり、また、メールやSNSで多くの人と気軽にコミュニケーションがとれるとても便利な時代になりました。しかし、『本当の意味で韓国語という言葉を学ぶということや人とコミュニケーションをとるということはどのようなことなのか』を一度立ち止まって、改めて考えてみることも必要なのかもしれない、と思いました。
 
茨木さんのように言葉を一つ一つ丁寧に学んで、相手と真摯に向き合って対話することを心がけていきたいです。
焦らずに、毎日少しずつ無理をせず、こつこつと。こんなこともあるんだなと新たな発見を楽しみながら・・・。



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