皆さん、こんにちは。
先週の土曜日の学院の授業で、韓国の味噌を作る甕を置く台(장독대)の話題になり、この台が韓国文化院にあると先生からお話がありました。
「文化院の建物の4階のテラスに『鳥居』があって、その『鳥居』をくぐると、その장독대があります」という説明なのですが・・・
と、と、鳥居?!
「韓国に鳥居ってあるんですか?鳥居って神社にある鳥居ですよね?神社って日本にしかないですよね?」
と、甕を置く台の話はそっちのけで鳥居の話題になりました。
考えてみると鳥居の由来について考えたことも調べたこともなかったので、調べてみたところ・・・
鳥居とは、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するもの(結界)であり、神域への入口を示す一種の「門」のこと。鳥居の起源については、国内起源説や外国起源説など諸説あり、その中の一つに、『朝鮮半島の紅箭門』もあると書いてあります。
韓国にも鳥居があるんですね!
紅箭門はハングルで『홍살문』と表現します。
文字通りには「赤い矢の門」という意味であり、上部に設けられた、先の尖った釘を並べたような部分に言及した名称なのだです。朝鮮において、聖なる場所の入り口に門として設けられた建築で、通例では朝鮮の儒教に関わる場所を表示するために建立されたそうです。
韓国文化院に鳥居があるのなら見に行ってみよう!と思って調べたところ、鳥居ではなく「不老門」という石門でした。先生、鳥居じゃないじゃないですか!(笑)
ちなみにこの「不老門」。王の不老長寿を願う意味で昌德宮の演慶堂の入口に建てられた石門を再現したものだそうです。この門をくぐると歳をとらないと言われているそうなので、今度くぐってみたいと思います。皆さんもぜひ、くぐってみてください!
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